子供が『いけない事』をしたときに、ついつい感情が抑えられなくて、怒りすぎちゃったりすることがあるのよね。
子供を怒りすぎたりしたあとって、「怒りすぎちゃったな」と自己嫌悪してしまうことってありますよね。
もちろん、子供が悪い事をしたときに怒ることは大人として当たり前なので、そんなに落ち込まなくてもいいと思いますよ!
経歴:児童厚生施設や児童福祉施設など子供関係の職種に20年ほど携わり、
現在は児童発達支援施設で勤務している3児の父です。
趣味:脳科学や心理学などの人間関係に役立つ学問を学び、職場やSNSで発信すること。
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今回、記事にさせてもらったのは『【感情コントロール】大人が子供を「叱る」「怒る」理由【判断材料】です。
街中とかで子供を怒鳴りつけるような人をたまに見ますが、「家ではもっと怒ってんだろうな」なんて考えてしまいます。
人目のつくところで怒鳴り声を上げて子供を怒っているひとは、公共の場で「恥ずかしい」「みっともない」という理性より『感情』が優先されている人ですね。
感情優先で怒ってる人は「この怒りは、本当に子どもの為になるか?」と、一度冷静になって自分に問いかけてみるのもありかもしれません。
この感情を上手にコントロールすることによって、大切な自分自身と周囲の人に良い影響を与える事が可能です。
いい影響を与えるとは、その人にとって人生をより良い物にできるということです。
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人間が生まれてから備わっている『感情』
感情とは
感情(かんじょう)とは、ヒトなどの動物がものごとや対象に対して抱く気持ちのこと。
喜怒哀楽の他にも、驚き・恐怖・嫌悪・諦め・快・不快・幸福感・愛情・嫉妬などがあげられます。
なぜ『感情』が備わっているか
感情は、脳内の扁桃体というところから生まれると言われています。
扁桃体は外部環境から様々な情報を受け取って、それが自分にとって危険か安全か、何かいいことがあるのかそうではないのか意味づけをし、危険なら不快、安全なら快というような感情を引き起こします。
また外的な環境だけでなく、自分の体内の状態からも情報を得て感情を生み出しています。
つまり、感情とは『自分にとって』危険か安全かを判断するための『状況判断材料』なんですね。
『怒り』は不快の感情
人間以外の生物にも「怒り」の感情はあります。
動物や昆虫は自分の『縄張り』を自分以外の何物かが侵してきたときなどに表れます。
これに人間も似ていて、自分が考える自分の正義の価値観が侵されたらときに怒りが湧いてきます。
この侵害されたら許さないという価値観は人によって違います。
すなわち、人は『価値観の違い』によって怒りが湧き出てくるということです。
『感情』をコントロールするには
感情をコントロールするために必要なことは、『心』を安定させることです。
心を安定させるということは、穏やかな気持ちで日常を過ごす工夫が必要です。
日常を穏やかに過ごす工夫
『怒り』の感情が出てきたときの状況をメモする
心を穏やかに日常を過ごすために、自分の『怒り』はどんな時に湧き出てくるかを知る必要があります。
どんな時に怒りが出てきたか、日々一言日記などで文章として書き出すのもテクニックのひとつですね。
メモとして書き出すことによって、自分を一歩下がった視点で客観視することで、
怒りが出てきたときの対策や解決策を考える事ができます。
対策ができている『怒り』ポイントが積み重なることによって、怒りの対処法が蓄積され、咄嗟の事でも冷静に対処できるようになります。
そのメモは日々読み返せるような、常に持っている手帳やスマートフォンのメモ帳などに書き込むことがおすすめです。
瞑想をする
瞑想はストレスを感じた時に分泌される『コルチゾール』を軽減させ、幸せを感じる『オキシトシン』という脳内物質が分泌されます。
さらに、瞑想を毎日続けることによって、認知コントロール力、感情コントロール力、プラス思考、思いやり、ストレスレベルなど、様々ないい影響があらわれます。
まとめ:感情をコントロールするために心にゆとりを持つ
人間に備わっている『感情』ですが、多くの人は感情に支配されて日常を過ごしています。
ポジティブな感情に支配される分には、人生楽しくていいと思いますが、ネガティブな感情に支配されていると、辛く悲しい出来事も多くなってしまいますね。
これを機会に上手に感情をコントロールして、自分の人生を充実させてみませんか?
自分の感情をコントロールすることができれば、自分や周囲の人も笑顔が増えること間違いなしです。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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