【子育て心理学】カリギュラ効果を知れば子供に『○○したらダメ』とは言わない【反発衝動】

保護者必読
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放課後kidsライターのボスゴリラです☆

私は、子供3人を育て、児童福祉関係の仕事に20年以上携わり、現役子育て世代の親子関係の悩みを聴き、その中で得た気づきや、学びを発信しています。

今、子育てに色々な悩みを抱えている世代の人たちは、日々試行錯誤で子育てに奮闘しているかと思います。
頑張っている皆さんの役に立てる子育てで使える知識を発信して、日々、楽しくてワクワクする子育てを実践していただければ幸いです。

今回、記事にさせてもらったのは『【子育て心理学】カリギュラ効果を知れば子供に『○○したらダメ』とは言わない【反発衝動】』です。

子供がゲームをやりすぎてるときに「ゲーム禁止だからね!」という言葉を子供に言ったことがあるという人は何人いるでしょうか?
ほとんどの方が「私、言った事ある…」となるんじゃないでしょうか。

今回、「○○したらダメ」と言われれば言われるほど、その禁止されたものをやりたくなってしまう衝動『カリギュラ効果』について、知識を深めて子育てに役立てていただきたいと思い、記事にさせていただきました。

では、そのカリギュラ効果はどのようなタイミングで発動して、どのような効果を持っているのか紐解いていきましょう。

また、心理効果を使用するときに気を付けたいポイントも書いてあるので、合わせて読んでみてください。

カリギュラ効果を知ってのびのびと子育てをする

【あるある】禁止されるとやりたくなってしまうことwww【30連発】
参考動画:禁止されるとやりたくなってしまうことhttps://youtu.be/CUUOg8uBnZ4

初めに心理効果を保護者が使うときの注意事項

心理学的効果は人によって強く作用します。大好きな親や大人からの働きかけは特に強く作用します。
子供を想いのままに操ることも可能です。

ですが、考えて欲しいのは『子供にとって何が幸せか』『子供がどのように育ったら幸せか』を考えてあげることが、一番大切な事だと思います。

子供はいずれ大人になり、自立をしていきます。

その時に、どのような人格になっていれば幸せになれるかを考えて、効果的に心理学を使って成長させてあげましょう。

カリギュラ効果とは

カリギュラ効果(カリギュラこうか)別名カリギュラ現象とは、禁止されるほどやってみたくなる心理現象のことをいう。
例えば、「お前達は見るな」と情報の閲覧を禁止されると、むしろかえって見たくなる心理現象が挙げられる。

カリギュラ効果 – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org › wiki › カリギュラ効果

日常的に使われているカリギュラ効果

企業のテレビCMで「〇〇な人以外使わないでください」というセリフは、カリギュラ効果を用いた広告手法で、「〇〇な人」をターゲットとし、「使わないでください」で禁止することによって、ついつい気になってしまうキャッチコピーになっています。

また、最近のCMでカリギュラ効果を使った有名な例が、「モンスターストライク(モンスト)」のCMで、ダチョウ倶楽部の上島竜兵さんが「絶対にやるなよ」と、叫んでいたことは記憶に新しいと思います。

あのCMで、新規プレイヤーが大幅に増えたと言われています。

カリギュラ効果の子供への影響

ゲームを禁止することによって、子供はゲームへの意識が高まり、ゲームをやりたくなってしまう衝動と戦っています。

ゲームをしたい衝動と、保護者からのゲーム禁止という一方的な制約により、子供の心に傷をつけてしまいます。

また、その衝動に負けて、ゲームをしてしまった子供は、「親の言いつけを守れない悪い子だ」と自分を責めてしまいます。

自分を責め続ける事によって子供がラベリング効果を自発させて、負のスパイラル=悪循環が始まります。

関連記事:【子育てに使える心理学】ラベリング効果で理想通りの子どもを育てる【ラベリング効果】
https://houkagokids.com/psychology-labeling-parenting/

子供に禁止したいことがあるなら強制するんじゃなくて会話をする

子供に禁止したいことや辞めてほしいことがあるなら、子供とじっくり話す時間を設けてください。

子供がやりたいこと行動に移すときは悪意を持ってやっている訳ではないことがほとんどです。
楽しそうだからという理由や、他のことより楽だからという理由がほとんどです。

・なぜそれをやってしまうのか?
・どういう気持ちでやっているのか?
・それをされて私は悲しい気持ちが湧き出てくる
・それをすると嫌な気持ちをする人がいる

などなど、その事に対して話をしてみてください。

その時の子供の状況や周囲の状況を話してみてることによって、子供は状況を客観的に見るような視点を持ちます。

子供は誰かが悲しんでいることがわかると、そのことをしようとする前にブレーキがかかります。

そのブレーキを上手に発動させれるように子供と会話をしてみましょう。

子供にブレーキをかけて欲しいときのポイント

なんでやってしまったか『自分の動機』を理解させる

この動機を子供自身に問いかけてみてください。
そして、どんな気持ちで行動に移したのかを、子供の口から発言させてください。

子供の口から動機を発言させることで、子供は自分の動機を見つめ直し理解します。

この時に『楽しそうだったから?』『楽そうだったから?』など、聞き手や周囲の大人が言葉を貸すことはしないようにしましょう。

できるだけ自分の持っている言葉で伝えさせる努力を子供にさせましょう。

子供が自分の持っている言葉で伝えようと考えさせることで、子供は深く自分を見つめ直せます。

行動に移したことによってどんな気持ちになれたかを聞く

行動に移した結果どのような状態になったかを子供に説明してもらいましょう。

結果の状況=自分の気持ちを理解させることで、次のステップで話す子供にやってほしくない理由を説明しやすくなります。

また、行動したことによって子供自身が不快になっているのであれば、『不快な気持ちになるならあまりやらない方がいいね』と、アドバイスすることができますね。

行動したことによって周囲はどんな気持ちになっているか想像させる

行動したことによって「あなたの気持ちはよくなったかもしれないけど、周囲の人間はどう思ったと思う?」と聞いてみましょう。

小学生以上の子供であれば、他人の気持ちを理解する力も社会生活を通じて備わってきているので、じっくり考えれば「なんとなく人の気持ち」を想像する事ができます。

人は他人に不快な気持ちをさせようと悪意を持って行動することは少ない傾向にあります。
嫌いな人とかであれば例外はありますが、大体の人は悪意を持ってやることは少ないでしょう。

子供は、周囲の人がどんな気持ちになったか想像することで、子供自身でブレーキがかけれるように努力するよになります。

子供にゲームを控えさせたい場合のポイント

自分が子供にゲームをやめてほしい理由を明確にする

子供にとってゲームって楽しいことなので優先順位がかなり高いんですよね。

そのゲームをやめさせたい。控えさせたい。と、思っている保護者の方も多いはずです。

そんな気持ちが湧き出ているのであれば、自分自身にまず問いかけてみてください。
「子供がゲームをすることはなぜ不快に思うのか」と。

この不快になるポイントが明確になっていなければ、子供もなぜ禁止させようとしているのか理由がわからず真意をつかむことができません。

子供にゲームをやめさせたいのであれば、まずは自分が子供にゲームを辞めさせたい理由を明確にしましょう。

明確にした理由を基に話を組み立てて子供に話をすることで、子供に親の思いが伝わります。

よくある子供にゲームをやめてほしい理由&対処法

その1:遊びだから

子供が楽しんでいるところを見たお父さんお母さんは『勉強もしないで遊んでばっかりいて…』なんて、がっかりすることが多いかもしれませんね。

【対処法】

子供は自分の経験することから吸収して成長していきます。
勉強だけが成長機会ではありません。

遊びの中から身に付くスキルもあるので、どのようなジャンルのゲームをしているか把握し、ゲーム外でのアプローチや習い事をさせてあげましょう。

子供が熱中しているジャンルのゲームがパズル系のゲームだったら、数学的思考が好きな子供と考えて実際に行うパズルを買い与えたり、格闘ゲームが好きな子供であれば刺激的な運動が好みと考えて、スポーツを習わせるなど、ゲームを基準にして子供の得意なことや好きなことを探してあげましょう。

その2:他のことがおろそかになる

宿題(家庭学習)や家庭でのお手伝いなどをもっとやって欲しい!なんて意見も沢山ありますね。
楽しんでいるのはいいけれど、やることやってからにしなさいよ!という気持ちもわかります。

【対処法】

1日にゲームをできる時間を決める。合わせて宿題をしてからじゃないとできないなどの『子供にしてほしいこと』を基準にルールを設ける。

ゲームが好きな子供達は、ゲームをするために親が決めたルールをできる限り守るように努力します。

努力の積み重ねや同じ行動を毎日することによって、宿題やお手伝いをすることが習慣化されるようになります。

その3:兄弟と喧嘩になる

ゲームを兄弟でやっている家庭ではゲームをすると兄弟喧嘩もセットでついてきますね。
格闘ゲームで熱くなりすぎてリアルでも喧嘩しちゃうなんてよくある話です。

【対処法】

ゲームをしていてどうして喧嘩になるのか話を聞いてみてください。

ゲームは楽しいことのはずなのにどうして喧嘩になるの?と、喧嘩になった原因を本人たちに分析させてみてください。

自分たちを分析させることで、子供達は自分を客観的な視点で見つめ直します。

自分たちを俯瞰して観る能力が育った子は自己分析能力が育まれて、問題解決能力や自分のことをコントロールすることが得意な大人に育ちます。

その4:決められた時間やルールを守らない

子供にゲームをやめてほしいという理由に多いのが『子供が決められたルールや時間を守らない』と、考えてる家庭も多くみられます。

テンションが上がりすぎて時間を忘れて没頭してしまう。
子供ならではのあるあるかもしれません。

【対処法】

決められた時間やルールを守れない子供は、なぜそのルールになっているのか?なぜその時間なのか?ということが理解できていない事があります。

ルールや時間を決める際には、子供と一緒にルールや時間を決めましょう。

例えば
『宿題をする時間が無くなってしまうからゲームの時間は1時間くらいがいいと思うよ』
など、理由が明確にわかっている場合は、子供も納得してルールや時間を守ることができるようになります。

なので、子供と一緒に『ゲームをするときのルール』を話し合って決めましょう。

親の一方的な意見で縛り付けるのではなく、子供の意見も尊重されるので子供の自己主張力や計画性なども育ちます。

カリギュラ効果を使うときに力を最大限引き出す2つの方法

「じゃあ、やってもらいたい事を禁止すれば、カリギュラ効果が発揮してやってくれるのではないか?」と、頭の回転が速いかたは考えると思います。

カリギュラ効果を発動させるのにはいくつか条件が存在しますので、その条件を理解しましょう。

禁止する理由を子供にわかりやすく明確にする

カリギュラ効果では相手に『禁止』と制限する必要があります。


しかし、その禁止と言われた人が、なぜ禁止と制限されないといけないのか理由がわからなければ、その禁止に従う必要はないと感じてしまいます。

禁止に従う必要がなければ、子供に正しく禁止と制限ができないためカリギュラ効果は起こりません。

例えば、ゲームを禁止する制限するときに「やりすぎだから」「宿題をしないから」「家庭で勉強しないから」など、簡単で解りやすい理由がありますね。

このように禁止する理由をわかりやすく明確にすることでカリギュラ効果が発動します。

適度な強さの『禁止』を与える

カリギュラ効果は、子供が禁止に反発することでその効果を発揮します。
ただ、子供が反発できないような強い制限をしたり、禁止を強要したりしてしまうと、子供はその制限に従うだけになります。

制限に反発できなければカリギュラ効果は起こらないため、子供にとって適度な強さの制限を見極める必要があるでしょう。

この反発に関しては、隠れてできるような場所や時間を与えることによって、見えないところで約束を破るということが出来たりします。

反発は反論をするだけでなく、見ていないところで約束を破ったりなどできる事も反発というくくりになります。

まとめ:禁止と制限するのは逆効果

この記事を読んで、カリギュラ効果の知識が深まった保護者の方たちは、今日から「ゲーム禁止」など『○○禁止』と子供に制限することをためらうでしょう。

制限することによって『やりたくなってしまう衝動が出てしまう』と、子供にとっても保護者にとってもあまり気持ちのいい日常生活ではありませんね。

子供は一人の人間です、子供と一緒にゲームについて考える時間を設けるのも一つの手です。
子供と一緒に理想の日常を創っていってください。

下記にゲームに関する参考記事のリンクを張っておきます。

ゲームをすることによって脳にいい影響を与えることがわかる記事になっているので、子供がゲームをしていることが、あまりいいように思わない人は絶対に読まないでくださいね。←カリギュラ効果の実用例・・・

参考記事:【いい影響?】ゲームが及ぼす子供の脳への影響7選【悪い影響?】
https://houkagokids.com/game-influence/

参考記事:【ゲームって悪い事?】ゲーム好きの子供vs勉強させたい親【勉強って良い事?】
https://houkagokids.com/game-battle/

最後に、保護者の方が子育てに大切な『心の余裕』を持っておくことで、子供に対して不要なプレッシャーをかけることも少なくなるので、子供は自主的に成長していきます。

心の余裕があれば、理想の押し付けではなく、子供を理想の人へ導くことができるので、是非、心の余裕を持ってください。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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