そろばんが子供の脳を変える!|心理学と脳科学でわかる“計算力だけじゃない成長効果”

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子供の成長
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「そろばんって、今の時代でも必要?」
「計算ならタブレットでいいんじゃない?」

――そう思う親御さんは多いですよね。

でも実は、そろばんは“計算”のための習い事ではなく、“脳を育てるトレーニング”なんです。
特に、記憶力・集中力・思考のスピード・自己肯定感に良い影響を与えることが、
心理学・脳科学の研究でも証明されています。

この記事では、児童福祉と教育現場で10年以上子供を見てきた心理士パパが、
そろばんの驚くべき脳への影響と、親のサポート法をやさしく解説します。


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そろばんが今も人気の理由

文部科学省の調査によると、
小学生の習い事で「そろばん」はいまだにトップ10入り。

理由は、
・集中力がつく
・学習全般に役立つ
・計算力が一生の武器になる

――といった教育的メリットが多いからです。

また、「暗算力」「数字のセンス」「時間感覚」など、
“考える力の基礎”を作る習い事として再注目されています。


そろばんが子供の脳に与える科学的効果

① 脳の“ワーキングメモリ”が強化される

そろばんの暗算では、頭の中に“仮想のそろばん”を思い浮かべて珠を動かします。
これが脳の前頭前野(思考)と頭頂葉(空間処理)を同時に刺激します。

東京大学の研究でも、そろばん経験者の脳は、
「情報を保持しながら処理する能力=ワーキングメモリ」が高いことが確認されています[Tanaka et al., 2002]。

この力は、算数だけでなく「読解・プログラミング・計画立案」などにも応用されます。


② 集中力と持続力が高まる

そろばんでは、同じ動作を繰り返しながら集中を保つ必要があります。
この訓練が脳の前頭前野の持続的注意システムを発達させ、
“集中を続ける脳”を作ります[Diamond, 2013]。

また、短時間でも深く集中する「マイクロ集中(Micro focus)」を習慣化できるのが特徴です。


③ 記憶力・イメージ力の発達

暗算で数字をイメージ化する過程で、右脳(視覚イメージ領域)が活性化します。
この訓練により、視覚記憶・情報保持・創造的思考が同時に伸びます。

つまり、そろばんは「数字の練習」ではなく、右脳の体操でもあるのです。


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そろばんの“心”への良い影響

① 小さな成功体験が自己肯定感を育てる

そろばんは、検定や級ごとに“見える成長”があります。
合格やスピードアップのたびに「できた!」を実感できる。
この繰り返しが自己効力感(自分にもできる)を育て、
努力を継続できる子に変えていきます[Bandura, 1997]。


② 失敗から学ぶ“心の強さ”が身につく

計算ミスを繰り返す中で、子供は「集中の乱れ」「焦り」を体験します。
しかし、それを自分で修正していく過程で、感情コントロール能力が育つのです。

脳科学では、こうした自己修正の経験が扁桃体(不安)と前頭前野(冷静さ)の連携を強め、
「ミスしても落ち着いて対応できる脳」をつくることがわかっています[APA, 2022]。


③ 地道な努力が“粘り強さ”を育てる

そろばんは華やかではありませんが、日々の練習を積み重ねて上達します。
その“地味な努力”が、グリット(Grit=やり抜く力)を育てるのです[Duckworth, 2016]。


注意したい落とし穴と親の関わり方

① 結果だけを褒めない

「何級合格した?」より「今日も集中してたね」と“過程”を褒める。
これは内発的動機づけを伸ばす心理的サポートです。


② プレッシャーをかけすぎない

「なんで間違えたの?」と問い詰めると、子供は数字を見るだけで不安を感じるようになります。
「焦っても大丈夫。ゆっくりやろう」と安全な学習空間を作りましょう。


③ 数字に苦手意識を持つ子には“遊びそろばん”から

レゴブロックやお金の数え遊びなど、身近な数字体験を通して“数の楽しさ”を取り戻すのも効果的です。


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まとめ|そろばんは“自信と集中力”を育てる脳教育

そろばんは、
・計算力を超えて脳を育てる
・集中力と記憶力を鍛える
・小さな成功で自己肯定感を高める

――そんな“心と脳の筋トレ”になる習い事です。

タブレットにはない「自分の頭で考える訓練」ができるのが、そろばんの最大の魅力。

親が“結果より努力”を見守ることで、
子供は数字を超えて、「自分を信じる力」を手に入れます。


【内部リンク】


FAQ

Q1. そろばんはいつから始めるのがいい?
→ 6歳前後(数字の概念が理解できる時期)がおすすめ。早すぎると飽きやすい傾向があります。

Q2. 算数が苦手な子にも効果はある?
→ あります。そろばんは“体感的な数の学び”なので、抽象的な数字への苦手意識が減ります。

Q3. 辞めた後も効果は続く?
→ はい。ワーキングメモリや集中力など、そろばんで育った脳機能は他分野にも活かされます。


参考文献

  • Tanaka, S., et al. (2002). Functional brain mapping of abacus experts: Evidence for neural plasticity. NeuroReport, 13(17), 2187–2191.
  • Diamond, A. (2013). Executive functions. Annual Review of Psychology, 64, 135–168.
  • Bandura, A. (1997). Self-Efficacy: The Exercise of Control. Freeman.
  • Duckworth, A. (2016). Grit: The Power of Passion and Perseverance. Scribner.
  • APA. (2022). Cognitive development and attention training in childhood education.
  • 厚生労働省. (2023). 学習活動と脳の発達に関する報告書. https://www.mhlw.go.jp/

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