ルールを守れない子供って沢山いるよね。。。
ルールを守れないのは子供だけではありませんよ!
大人でもルールを守れない人は沢山います!
確かにね・・・
では、なぜルールを守れない人に育つのか、その原因と解決策を一緒に考えていきましょう!!
「子供がルールを守るようになる魔法のアプローチ方法」も読んでみてね!
経歴:児童厚生施設や児童福祉施設など子供関係の職種に20年ほど携わり、
現在は児童発達支援施設で勤務している3児の父です。
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社会のルールと言っても家庭のルールであったり学校のルールであったりその子の居る環境によってルールは変化します。
ルールを破る子供がいれば、その子を指導する大人も必要ですね。
指導する側が知識も持たずにルールを破ったからと場当たり的な指導をしても、その子の為になるかと問われると疑問が生じます。
今回の記事を読んで、人がどうしてルールを破ってしまうのかを紐解いてみると効果的な指導に繋げることができると思うので、是非、子供がルールを破ってしまう理由を理解して、その子に合った指導の仕方を考えてみてください。
また、その人(子供)に対して効果的な指導を考える習慣が身に付けば、自分にとっても素敵な効果が表れることでしょう。
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ルール(規則)には2種類ある
人がルールを覚えていく中で、大きく分けて2つの種類があります。
・目的や意図を掴めているルール・目的や意図を掴めていないルール
目的や意図を掴めているルール
ルールの成り立ちを理解していれば、どんな目的のために作られたかが理解できているので
子供に対してルールが持つ目的までの道筋を順序立てて説明することができます。
目的や意図がはっきりしていれば周囲の人間との共通認識もできているので、みんなが口をそろえてルールを守りなさいと自信を持って指導できるでしょう。
目的や意図を掴めていないルール
もう一つが、いつ誰がどの様な流れでそのルールが決められたかわからないルールもあります。
いわゆる『謎ルール』というやつです。
子供に関わる大人は、この謎ルールについての指導が場当たり的にな指導につながるポイントとなることが多いです。
なぜなら、謎ルールはどんな目的があってどんな意図があるか想像するのが難しいため、道筋を順序立てて説明する難易度が高くなります。
また、人によって解釈が変わってしまう場合もあるので、一貫性のないルールになってしまう可能性もあるのです。
この謎ルールが子供のいる環境で強い力を持っている場合は、目的や意図をはっきりさせるが重要です。
目的や意図を再認識することで共通認識が生まれ、指導に一貫性を持たせることができます。
ルール(規則)がもつ目的や意図を知ることが最重要
社会のルール
また社会的ルールは、他者の権利や福祉に関わる道徳と、対人関係を調整し社会秩序を維持する慣習を指す。
学校のルール
学校のルールは校則という言葉で決められています。
校則(こうそく)とは、学校内部における規則のうち、特に在学生自身に関わる定めのことである。 児童規則(じどうきそく)、生徒規則(せいときそく)、学生規則(がくせいきそく)などともいう。
校則を定めるかどうかは学則などとは異なり各学校の事情に委ねられ形式や効力は各学校によって異なっている
日常生活に関する規定としては、制服や標準服・体操着の着用方法、運動靴を含む靴や靴下の指定、染髪・パーマなど髪型にまつわること、化粧や装飾品の着用にまつわること、
学生鞄や学校への持ち込み物、校内外の行動(授業中の態度、登校時や下校時の行動、深夜や長期休暇中の行動など)についての規定がある一般的にこれらの規定は、生徒指導(生徒の人間形成を図る活動)と密接な関連性を持ち、教育の目的(人格の完成など)を達成するために定められているものが多い。
ウィキペディア-校則
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%A1%E5%89%87
家庭のルール
家庭のルールは保護者がルールを決めることが多く、目的も明確になっている事が多いです。
就寝時間や起床時間など、生活習慣に関するルールが多い印象です。
各環境でのルールの決まり方は、その場所において権力が強い人の意向で決まることが多いです。
その環境で立場の弱い人がルールを決めれる機会は滅多にないでしょう。
社会的立場の弱い子供なら、なおさらルールの成り立ちに触れる機会が減ってしまいます。
人がルールを破る理由
ルールや規則の目的を理解していない
子供がルールを決める機会に触れる事がなければ目的や意図を理解できないのは当たり前のことですね。
自分の利益が優先
ルールの目的や意図を理解していても自分の利益を優先させてしまう子供もいます。
自分の利益を優先して衝動的にルールを破ってしまう子供には、自分ひとりで生きているわけではない事も教えてあげなければいけません。
ルールを破ることが悪い事だと認識していない
ルールを破るとどんな事が起こるか理解していないことや、ルールを軽く考えている大人も世の中にはいます。
ルールを守らせるための効果的な指導の仕方
ルールの目的や意図を教える
何のためにルールが出来上がったのか教えることができれば、子供も理解してルールを守るように努めます。
赤信号を渡ってはいけないるルールがなぜあるのか?と聞かれた子供は質問者に対して「車が来て危ないから」や「事故が起こるから」などと簡単に説明してくれます。
間違っても「ルールだから」と簡単な説明で終わらせることのないようにしてください。
ルールを守ることの大切さを教える
ルールは人々が安全に暮らすために必要な要素や大切な事がたくさん詰まっているという事を教える。
また、ルールを守る人はルールに守られる事も多いので、ルールを守ることは自分の安全を守ることに繋がることだと教える。
例えば「赤信号を守る理由は?」と聞いてみると「事故を起こさないように」など自分を守るための答えが返ってくると思いますので、それと一緒だよと簡単に教えてあげましょう。
人は一人で生きている訳ではないと教える
人は周囲の人や環境のおかげで生活ができています。
他人の助けなしで生きていける人なんて存在しません。
皆、知らず知らずに誰かの助けてもらっています。
皆で助け合って生きているからこそ、みんなが守るルールは自分も守らないといけないと教えてあげましょう。
一緒にルールを作る
誰かに守らせたいことがあれば、その人と一緒にルールを考えましょう。
困ったことに対して改善策や解決策を一緒に考える事で、その人もルールに対して目的や意図を考えられます。
つまり、共通認識ができることになります。
まとめ:ルールを守らせるには目的や意図をはっきりさせることが重要
いかがでしたでしょうか?
目的や意図の理解できないルールを守らせることは、非常に難しいことです。
また、指導の仕方も個人の裁量や器量にも関わってきます。
理解している目的や意図があるにもかかわらず、ルールを破ってしまった場合も指導が簡単ですね。
なので、決められたルールにどんな目的や意図があるのか理解させてあげましょう。
そうすることで、誰かがルールを破る機会が格段に少なくなることでしょう。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
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