なんだか子供達と信頼関係が作れてない気がして、指導するのが一苦労なんだけど・・・何が原因なのかしら?
子供達との信頼関係が作れてないと、子供達に指導するのも難しい場面がありますよね!
もし、子供達と信頼関係が作れていないと感じているなら、思い当たる節はあるはずです!
この記事では、信頼関係を作る障壁となっているNG行動を言語化してみたので、当てはまるポイントがあるところは改善できるように役立ててください!
・子供達との信頼関係の作り方
・子供が嫌うNG行動
・子供が心を開いたときのサイン
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経歴:児童厚生施設や児童福祉施設など子供関係の職種に20年ほど携わり、
現在は児童発達支援施設で勤務している3児の父です。
趣味:脳科学や心理学などの人間関係に役立つ学問を学び、職場やSNSで発信&活用すること。
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子供達との信頼関係を作るポイント!
まず初めに、子供達との信頼関係をどの様にして築いていけばいいか、私が子供達と関わる中で気を付けているポイントを、いくつかピックアップしてご紹介させていただきます。(あくまでもボスゴリラ個人の考え方ですが、再現性は十分にあります!)
① 対象の子は、どのようなタイプ(性格)か観察する
仲良くなりたいと考えている子供の性格がどの様なタイプか観察することで、子供との接し方や距離の取り方など、その子に適した関わり方を選択していくことになります。
なので、まずはその子がどの様な性格で、どんな遊び方が好きか、どんなことに興味を持っているか、などなど、多くの情報を得られるように観察してみてください。
・どんな性格をしているか?
・元気
・なつっこい
・人見知り
・おとなしい
・負けず嫌い
・怒りっぽい
・どんな時に喜んでいるor楽しそうにしているか?(=正の感情が出ているときを発見する)
・おしゃべりしているとい
・一人でいるとき
・何もしていないとき
・本を読んでいるとき
・どんな時に楽しくなさそうorつまんなそうにしているか?(=負の感情が出ているときを発見する)
・何もしていないとき
・誰かと勝負しているとき
・自分に注目が集まっていないとき
② 子供の性格がぼんやりとわかったら、そのタイプに合わせて接していく
子供のタイプ(性格)がわかったら、そのタイプに合わせて積極的に接してみましょう!
ここで心掛ける事は、『子供に距離を取られない程度に、距離を詰めていく』ということです!
子供に壁を感じさせてしまうと、もう一度壁を壊し距離を縮めるのは時間がかかります!
なので、子供が嫌がらないようなアプローチをしていきましょう!
③ 時間をかけてじっくり接していく
子供に合わせて接していく中で、早く距離を詰めようとしてはいけません。
子供がすべてをさらけ出したと思っていても、心のどこかを隠しながら過ごしている子供は沢山います。
少しずつ、じわりじわりと距離を詰めていきましょう。
心を開いていない子供が嫌う『NG行動』4選
【関連記事】:【信頼関係】子供が寄って来る人&子供が寄りつかない人の違いや特徴【性格】
① 冗談で『バカにする』『茶化す』『いじる』
最近テレビの影響なのか、大人が子供に対して『いじる』ところをよく見かけます。
冗談が言い合える間柄であっても『いじり』は難しいコミュニケーション技術です。
子供の受け取り方しだいで、相手を不愉快にさせてしまうことがあるので気を付けないといけません。
子供をいじって笑いを取ろうと考えるのはやめましょう。
② 子供を怒る
③ 価値観を押し付ける
自分の生きてきた歴史の中で、個人の価値観は育まれていきます。
どの様に育まれてきたかを考えてみると、自分で色々な価値観に触れて、自分の中で納得をして選択をしてきたと思います。
誰かに押し付けられた価値観は、自分の中で納得できていない部分もあると思うので、個人の価値観を、社会経験の浅い子供達に新たな価値観を押し付けるのはやめましょう。
④ 自分から心を開かない
子供と信頼関係を作れていない大人がよく言うセリフランキング第一位に君臨しているのが、
『私とあなたは友達じゃないからね?』←これです。
このセリフを言ったり、この考え方を持っている人は、自ら壁を作り子供との距離を取っている人です。
自分から壁を作っている人に、心を開こうとする子供は数少ないでしょう。
子供が心を開いたときに見せるサイン
子供が心を開いて距離が縮まったときにする行動がいくつかあります。
解りやすいものがいくつかあるのでご紹介しておきますね!
ただ、完全に心を開いている訳ではないので、慌てずじっくり関わっていきましょう。
① 物理的な距離が近い(パーソナルスペースの距離が短い)
身体が密着するほど近くに寄ってくる子供は、あなたを信頼して心を開いている可能性は高いです。
心の距離が近ければ近いほど、身体の距離も近づいていきます。
② 羞恥心のある相談をしてくる
子供にとって恥ずかしい経験や過去を相談できる人は中々いません。
恥ずかしい経験や過去を話せるほど信頼関係を作れている人がいないと言ったほうが適切ですね。
子供にとって恥ずかしい経験や過去を相談してきたときには、信頼関係がある程度形成されていると考えて良いでしょう。
その時に、茶化したりいじったりはせずに、親身になって相談に乗ってあげましょう。
まとめ:子供と信頼関係を作るためには、相手の事を知るためによく観察しましょう!
子供と信頼関係を作るために、子供の事をよく観察して相手が穏やかな気持ちで接することができる大人になることを目指しましょう。
子供が心を開く前に、大人がガッツいても距離を取られてしまう可能性が高まりますので、子供が寄ってくるような人になる努力をして、上手に関係を作っていってくださいね!
子供との距離が離れてしまったら、適切な指導をしても子供に声は届きません!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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