子供のイライラ対処法は知識でどうにでもなる【子育て脳科学】【ノルアドレナリン】

効果的な育児方法
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相談者
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子供がイライラしやすいみたいなんだけど、何が原因なのかしら?

ボスゴリラ
ボスゴリラ

子供が怒りっぽくなってるってことですね!


反抗期の子供や思春期を迎えた子供にイライラしやすい子って多いイメージですよね。
今回、イライラしている子の原因を脳科学視点で説明させていただきますので、是非参考にしてみてください!

記事を書いた人:ボスゴリラ
経歴:児童厚生施設や児童福祉施設など子供関係の職種に20年ほど携わり、
現在は児童発達支援施設で勤務している3児の父です。
趣味:脳科学や心理学などの人間関係に役立つ学問を学び、職場やSNSで発信すること。
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今回、記事にさせてもらったのは『子供のイライラ対処法は大人の知識でどうにでもなる【子育て脳科学】【ノルアドレナリン】』です。

子育て脳科学第三弾は『ドーパミン』『セロトニン』と並ぶ、人間にとって欠かせない三大神経伝達物質の『ノルアドレナリン』です。

【三大神経伝達物質】
・ドーパミン
・セロトニン
・ノルアドレナリン

これまで、子供の「イライラが収まらない」「怒りっぽい」「キレやすい」など、子供の『荒っぽい性格』について相談を受けたことがあります。

この喜怒哀楽の『怒』の感情は『ノルアドレナリン』によってもたらされていると言われています。

医学的に、ドーパミン・セロトニン・ノルアドレナリンの三大神経伝達物質のどれかが欠乏すると、うつ病や精神疾患などの感情障害などになってしまうとも言われている大切な脳内物質です

ノルアドレナリンの分泌を上手にコントロールして、子供の『イライラ』を向上心ややる気に変えて、日常を楽しく過ごしてもらえるように『ノルアドレナリン』について知識を深めましょう。

セロトニンの参考記事:子供を幸せにできる人はセロトニンを知っている【子育て脳科学】【脳内物質】
ドーパミンの参考記事:【子育て脳科学】子供のやる気を引き出す大人の知識【ドーパミン】

【感情の起伏が激しい・すぐイライラする】子どもへの対応策 (道山ケイ)
参考動画https://youtu.be/iM9fI6OZyE0

ノルアドレナリンとは

ノルアドレナリンとは激しい感情や強い肉体作業などで人体がストレスを感じたときに、交感神経の情報伝達物質として放出されたり、副腎髄質からホルモンとして放出される物質です。

『ノルアドレナリン』は交感神経の情報伝達物質として放出されると、交感神経の活動が高まります。
その結果、血圧が上昇したり心拍数が上がったりして、体を活動に適した状態にします。

『危ない!』と、思ったときに咄嗟に身体が動かせるときなどが、わかりやすい例ですね。

人の感情や精神面、記憶や運動機能、睡眠といった、人体の重要な機能に深く影響を与えているため、三大神経伝達物質と呼ばれます。

ノルアドレナリンの作用

ノルアドレナリンはストレス・ホルモンのうちの1つでもあり、注意と衝動性 (impulsivity) が制御されている生物の脳の部分に影響すると言われ。

アドレナリンと共に、闘争あるいは逃避反応を生じさせて、心拍数を直接増加させるように交感神経系を動かし、脂肪からエネルギーを放出し、筋肉の素早さを増加させる。

また、コルチゾールというストレスホルモンの抑制にも効果的でストレス反応を抑えてくれることもわかっています。

ノルアドレナリンは適度に分泌されることで『やる気』『向上心』を刺激し、想像力を豊かにし行動に移すモチベーションになります。

逆に、運動に適した状態にしてくれるので、消化器官の働きは抑えられ(食べている状況ではないから)、痛みの感覚も弱まります。

興奮状態のときには、中々食欲がわかないときってありますよね・・・

ノルアドレナリンはどこで作られて分泌されているか

ノルアドレナリンは『副腎髄質』という副腎の一部から分泌されており、左右腎臓の頭側に位置しています。

副腎髄質は副腎の中央部にあり、交感神経の支配を受けているので、交感神経が活性化している時に、ノルアドレナリンを分泌します。

ノルアドレナリンが増えるタイミング

ノルアドレナリンは自身が危険を察知した時などに分泌され「闘争か逃走(fight or flight)のホルモン」とも呼ばれ、不安、恐怖、緊張といったストレスに晒されると分泌が進む脳内物質です。

ノルアドレナリンが異常値になるとどうなるか

ノルアドレナリンの分泌が不足すると、気力や意欲の低下、物事への関心の低下など抑うつ状態になりやすいとされ、うつ病の原因とも考えられています。

逆に、分泌が過剰だと、怒りっぽく、イライラ、キレやすくなり、躁状態を引き起こします。血圧が上がるため、高血圧症や糖尿病の原因になるとも言われています。

ノルアドレナリンは、分泌しすぎても不足しすぎても『心や身体』に、不具合が生じるので注意しましょう。

ノルアドレナリンが増え過ぎると『怒』の感情が湧き出てくる

ストレスによるノルアドレナリンの増加により、イライラや怒りっぽい症状が出てきます。

また、交感神経の支配を受けているために身体が活性化していて、寝付けなかったりして生活リズムが乱れるきっかけにもなります。

また、ドーパミンはノルアドレナリンの前駆体(変わる前の成分)と言われており、ドーパミンが分泌しすぎるとノルアドレナリンの増加する原因にもなります。

ノルアドレナリンの増加をバランスよく抑えてくれるのが、幸せホルモンと呼ばれている『セロトニン』です。

セロトニンはドーパミン&ノルアドレナリンを安定させてくれる癒しの脳内物質です。

セロトニンを分泌しやすい身体を保つために、生活習慣には気を付けましょう!

セロトニンの参考記事:子供を幸せにできる人はセロトニンを知っている【子育て脳科学】【脳内物質】
ドーパミンの参考記事:【子育て脳科学】子供のやる気を引き出す大人の知識【ドーパミン】

ノルアドレナリンを体内で生成するのに必要な材料(成分)

ナッツ類などに豊富に含まれる「チロシン」というアミノ酸が『ノルアドレナリン』の合成に必須です。

タンパク質を合成する際にはアミノ酸代謝に関与するビタミンB6や葉酸等の水溶性ビタミンや、必須アミノ酸をバランスよく摂取する必要があり、必須アミノ酸が欠けていると、タンパク質合成がうまくいかず、折角摂取しても効果的に利用されにくくなってしまいます。

チロシンが多く含まれる食品

チロシンは大豆やかつお、チーズ等に多く含まれていて豚肉、鶏肉、魚類にも多く含まれています。

大豆を選択した場合、その献立に吸収率を加味して動物性食品を加えると、効率よくチロシンを摂取する事が可能となります。

チーズ
・カツオ
・豚ロース
・鶏肉
・えだまめ
・ほうれんそう
・かんぴょう
・ニンニク
・トウモロコシ

まとめ:ノルアドレナリンをバランスよく分泌させたければ、セロトニンを体内で生成しましょう!

子供のイライラは脳内物質の『ノルアドレナリン』が増えすぎた時に起こる症状だという事がわかりましたね。
子供のイライラや怒りっぽい性格を穏やかにしたいと考えている方は、食事から改善してみてはいかがでしょうか。

子供も本当はイライラなんかしたくないはずです。
毎日笑って楽しく過ごしていたいはずです。

幸せな感情を高めるためにも、三大神経伝達物質をバランスよく分泌させて、楽しい毎日を送らせてあげてください。
また、食事に気を使うと、保護者の三大神経伝達物質のバランスも良くなるので家族全員で毎日楽しく幸せに暮らしていきましょう。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

セロトニンの参考記事:子供を幸せにできる人はセロトニンを知っている【子育て脳科学】【脳内物質】
ドーパミンの参考記事:【子育て脳科学】子供のやる気を引き出す大人の知識【ドーパミン】

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