【子育てで役立つ心理学】子供のやる気が出ない時に知っておきたい心理効果【エンハンチング効果】

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皆さんこんにちは!
放課後kidsライターのボスゴリラです☆

私は、子供3人を育て、児童福祉関係の仕事に20年以上携わり、現役子育て世代の親子関係の悩みを聴き、その中で得た気づきや、学びを発信しています。

今、子育てに色々な悩みを抱えている世代の人たちは、日々試行錯誤で子育てに奮闘しているかと思います。

頑張っている皆さんの役に立てる子育てで使える知識を発信して、日々、楽しくてワクワクする子育てを実践していただければ幸いです。

今回、記事にさせてもらったのは『【子育てで役立つ心理学】子供のやる気が出ない時に知っておきたい知識【エンハンチング効果】』です。

エンハンチング効果という心理効果があるんですが、あまり聞いたことのない言葉ですね。
しかし、エンハンチング効果は、子供のやる気が出ない時に親が持っておきたい知識の一つです。

エンハンチング効果を知らないと、あの手この手でいろいろと経験させてあげようと、労力をかけますが子供に対しての効果は今一つ。

エンハンチング効果を知っていれば、効果的な手段を考えて子供にアプローチできるようになるので、保護者のストレスも軽減させて、子供にかかるストレスも軽減されます。

エンハンチング効果の知識を深めて、親子双方にストレスのかからない子育てを実践していきましょう。

また、エンハンチング効果の対義にある『アンダーマイニング効果』についても知識を深めて、上手にエンハンチング効果を発揮させましょう。


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【重要】初めに心理効果を保護者が使うときの注意事項

心理学的効果は人によって強く作用します。大好きな親や大人からの働きかけは特に強く作用します。
子供を想いのままに操ることも可能です。

ですが、考えて欲しいのは『子供にとって何が幸せか』『子供がどのように育ったら幸せか』を考えてあげることが、一番大切な事だと思います。

子供はいずれ大人になり、自立をしていきます。
その時に、どのような人格になっていれば幸せになれるかを考えて、効果的に心理学を使って成長させてあげましょう。

エンハンチング効果でのびのび子育てをする

1~12歳【徹底解説】子どものやる気を引き出す9つの原則/子育て勉強会TERUの育児・知育・子どもの教育講義
【参考動画】やる気を引き出す9つの原則https://youtu.be/isnkvg0TTm0

エンハンチング効果とは

エンハンシング効果とは、報酬などの外発的動機づけを利用して、結果的に活動自体から得られる快感や満足感といった内発的動機づけを高めることを指します。

内発的動機付けの例

内発的動機付け=やっている事から得られる快感や満足感が行動の動機になること

・取り組んでいること自体が楽しい
・取り組んでいることそのものに興味がある
・取り組んでいることで安らぎを感じる

などなど、子供が自主的に報酬を感じながら、取り組んでいることを「内発的動機付け」と言います。

外発的動機付けの例

・友達がやっているから一緒に取り組む
・宿題をしたらゲームができるから宿題をする
・親に褒められるからやっている
・しなければ叱られるからやっている

などなど、何か外部の報酬を求めて取り組むことを「外発的動機付け」と言います。
(「叱られたくないからする」という感情も外発的動機付けにはいります。)

無意識で行われているエンハンチング効果

例えば、友達がハマっている物事に「そんなに興味はないけど、仲良しの友達がやってるからやってみよう」と、始めた事があるとします。

続けていくうちに、取り組んでいること自体に興味を持ち、取り込んでいることから快感や満足感を得て、仲良い友達よりもどっぷりハマっちゃうなんてことがあります。

それは、外発的動機付けから内発的動機付けに変わってエンハンチング効果が高まったことになります。

エンハンチング効果の子供への影響

外発的動機付けから内発的動機付けに変わることで、ストレスのない取り組み方を無意識に実践することができます。

内発的動機付けが高まればストレス無く、むしろ楽しく取り組めることに変わるので、日常生活で感じているストレスを発散できるほど、やっていて楽しい事になります。

つまり内発的動機に子供の気持ちを移行させることができれば、子供のやる気が継続することになります。

エンハンチング効果が高まっているときの子供のサイン

子供が外発的動機付けで始めた物事が、「いつ」「どんなタイミング」で、内発的動機付けに変わっているかは本人しかわかりません。←本人もわかっていない事が多いです。

ですが、取り組んでいる姿を見れば「内発的動機付けになっているな」という特徴があります。
それは『過集中』です。子供が、過集中して取り組んっでいるときは、内発的動機付けでおこなわれているサインです。

「なんか静かになったなぁ」「あれだけ騒いでいたのに集中して取り組んでいる」なんて時は、内発的動機が高まっているときです。

他の事に目もくれず、そのことだけをやり続けられていることは、その事から快感や満足感が得られている証拠です。

「ママーこんなことできたよー」とか「僕はこれをやっているんだ」などと、自分がやっている事をアピールしているうちは「保護者に褒められたい」と、いう気持ち、すなわち外発的動機をもとに行っている可能性があるので遠慮なく褒めてあげましょう。子供が自らアピールするときは褒められたいという気持ちが優先されています。

エンハンチング効果が高まっている時に周囲の人がしてはいけない注意事項

エンハンチング効果が高まっている時に絶対にやってはいけない事があります。
それは、外発的動機付けに引き戻してしまうような声掛けです。

外発的動機付けに引き戻してしまう声掛けをしてしまうと『アンダーマイニング効果』という、エンハンチング効果の対義にある心理効果が作用してしまいます。

内発的動機付けが高まっている人に対して外発的動機付けを加えてしまうことで、内発的動機を低下させてしまう効果があるので、絶対に邪魔するような声掛けはやめましょう

内発的動機付けが高まっている時は、周囲の人はその子を見守り、好きなだけやらせてあげるようにしましょう。

好きな事を好きなだけすることによって、思考を巡らせて創意工夫やさらなるスキルアップを自主的に行っているので、自己肯定感を高める結果につながります。

子供のやる気を引き出すワンポイント知識「作業興奮」

脳科学の世界では有名な言葉『作業興奮』

作業興奮とは、やる気のでない物に対して、少しの時間(1分から5分)でもいいので取り組み始めると、脳の中心近くにある「側坐核」が刺激されて、脳細胞が活性化します。

活性化された脳細胞のおかげで、キリのいいところまで終わらせないと気が済まないという状態になります。

それが作業興奮です。

部屋の掃除を少しだけやろうと考えて手を付け始めると、部屋全体がきれいになるまで掃除を続けてしまうなど、身体を使って作業に取り組むことで筋肉から脳へ刺激が送られて身体を動かし続ける事ができるようになる。

人間も動物なので、頭で考えるよりも身体を動かすほうが長い時間集中することができます。

子供の作業興奮を上手に引き出してあげよう

子供に何かさせたい事があれば、毎日1分でもいいからその事に触れさせて身体を動かすように導いてあげましょう。

例えば「家庭学習」をさせたい場合は、簡単な問題集などを一問でもいいから解いてみてと指示してみましょう。

最初は本当に一問しか解かないかもしれませんが、毎日それを続ける事によって解く問題が一問から二問、二問から三問とどんどんペースを上げていけるようになります。

その毎日のルーティーンを繰り返す事で気付いた時には勉強が習慣化されているということがあります。

子供にさせたい事があるのであれば、まずは簡単な事を短時間でもいいので毎日させてみるということを始めてみてください。

まとめ:内発的動機か外発的動機か見極める事が大切

今回の記事では、エンハンチング効果という心理効果の知識を深めました。

エンハンチング効果を知っていれば、子供が内発的動機付けが高まっている時に本人のモチベーションの低下を促すような声掛け(アンダーマイニング効果を促す声掛け)もしないように注意ができますね。

子供の内発的動機付けが高まっているか見極める必要がありますが、普段から物事に取り組む姿勢を観察している保護者の方ならすぐにわかるでしょう。

子供のやる気を削がない関わり方をして、親子双方にとってストレスのない子育てに取り組んでいってください。

最後に、保護者の方が子育てに大切な『心の余裕』を持っておくことで、子供に対して不要なプレッシャーをかけることも少なくなるので、子供は自主的に成長していきます。

心の余裕があれば、理想の押し付けではなく、子供を理想の人へ導くことができるので、是非、心の余裕を持ってください。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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