【利用】放課後等デイサービスを利用するまでの手順

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放課後等デイサービスを利用までの大体の流れ

このページでは、放課後等デイサービスを利用するまでの大まかな流れを簡単に解説させていただきます。

各地方自治体によって、放課後等デイサービス利用までの手続きの流れに違いがあるので、
詳細は、お住いの市区町村の役所で担当部署・担当者から説明を受けて、指示通り手続きを進めてください。
※放課後等デイサービスを利用できる子はどんな子か気になる方は下記の記事を参考にしてみてください。
『放課後等デイサービス利用条件』⇒https://houkagokids.com/conditions/

お住いの地域の自治体(担当部署)へ利用相談

初めに「放課後等デイサービスの利用について」自分の住まいの地域役所の担当部署へ相談を電話やメールでお問い合わせをしてください。
そこで、担当者から利用について詳しい説明もしていただけるので、指示された通り手続きを進めてください。

  • 放課後等デイサービスの利用について
  • 手続きの流れ
  • 受給者証の交付の条件(医師の診断書が必要かなど)
  • 担当者面談時に必要な物


などなど。利用相談の問い合わせをする前に、疑問に思う点などをピックアップして質問できるようにしておきましょう。

※各自治体の受給者証申請窓口は下記リンクにまとめてあります

ご利用を考えている放課後等デイサービス施設の見学

次に、子供を通わせたい放課後等デイサービスの候補をいくつか選定し、施設の見学予約をする。

  • 子供の成長させたい部分を見極め、その支援に力を入れている施設を選び見学予約をする
  • 子供が楽しんで通えそうか、施設の雰囲気を見定める
  • 送迎エリアの確認


などなど、子供が長期間かつ継続的な支援を受けれる環境か見極める必要があります。

利用契約をしたが、通っていくうちに「子供が楽しんでいない」など問題が出てくることもあり、子供がその施設に通うことを楽しみにしていなければ、長期的な支援は難しくなると予想できます。

また、ご利用を考えている子供が抱えている課題や、家族の要望なども相談してみましょう。

見学時に保護者の目線から「この放課後等デイサービスに息子or娘に継続的な支援が可能か?」と、施設の雰囲気を子供の為に見定めることは重要と言えるでしょう。

市区町村担当部署との面談

次に、1の利用相談で面談の流れになる場合もありますし、再度役所の担当部署に連絡をして担当者との面談になることもあります。 

その際に、放課後等デイサービスの利用条件を満たしているか、希望する支援の利用頻度などの調査があります。

提出された利用計画案や申請書、面談で得た情報などから、支援の要否や支給量などが決定されます。

児童通所給付費支給申請書 兼 利用者負担額減額・免除申請等申請書の提出(=通所受給者証)

担当者と面談してるときに、児童通所給付費支給申請書 兼 利用者負担額減額・免除申請等申請書(=通所受給者証)を記入してくださいと言われる場合もございますので、こちらにも目を通しておいてください。

見本の内容は京都府京都市の記入例ですが、大体の自治体が同じような項目を記入するようになります。
詳しくは担当者へ質問して書き進めてください。
【記入例】
https://www.city.kyoto.lg.jp/hagukumi/cmsfiles/contents/0000273/273381/shikyushinseishokinyurei.pdf

通所受給者証の交付

担当者面談が終わり支援の支給量や利用者負担の上限金額が決定し、通所受給者証が交付されます。

通所受給者証が交付されるまで、早くて1週間、遅くても約1か月の期間がかかると言われていますが、自治体担当部署の忙しさで多少前後するようです。

※受給者証は交付されたあとに、毎年お子様の誕生月に更新することが必要となります。

放課後等デイサービスと契約

これまでに見学をした「放課後等デイサービス」の中で気に入った施設が見つかった場合、利用の契約を行います。

利用契約の際には、施設に問い合わせ契約の意思を伝え必要な物(印鑑や通所受給者証)を確認し、契約手続きを進めてください。

まとめ

ここまで、利用相談から利用開始までの手順を簡単に説明させていただきました。
期間にして長くても2ヵ月くらいで通所支援が開始されると予想されます。

子供の生活状況や将来のことを考え、ご家族で相談し、放課後等デイサービスで支援が必要と考える方は、まず、お住いの市区町村の役所へ利用相談のお問い合わせをしてみてはいかがでしょうか。

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
皆様の人生に役立てることを幸せに思います。



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