【月額】放課後等デイサービス利用者負担額【料金】

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このページでは、放課後等デイサービスを利用する際の、月額の費用やプログラムに応じた大体の利用料金について解説しています。

・毎月どのくらいお金がかかるの?
・そんなに月謝は出せなそう…

など、放課後等デイサービスの利用にかかる費用に関する悩みを解決できます。

月額の費用など気になる方は読み進めてみてください。

放課後等デイサービスの利用までの流れが気になる方は、下記記事を参考にしてみてください。
『放課後等デイサービス利用までの手順』⇒https://houkagokids.com/procedure/

月ごとの利用者負担金額には上限があります

障害福祉サービスの自己負担は、所得に応じて次の4区分の負担上限月額が設定され、
ひと月に利用したサービス量にかかわらず、それ以上の負担は生じません。

参考:障害者福祉-障害児の利用者負担-厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/service/hutan2.html

上記の引用部分からわかる通り、月の利用金額は一定の金額以上はかかりません。

区分世帯の収入状況利用負担上限月額
生活保護生活保護世帯0円
低所得市町村民税非課税世帯0円
一般1市町村民税課税世帯(所得割28万円(注)未満 概ね890万以下)4,600円
一般2上記以外37,200円
種別世帯の範囲
18歳以上の障害者
(施設に通所する18,19歳を除く)
障害のある方とその配偶者
障害児
(施設に通所する18,19歳を含む)
保護者の属する住民基本台帳での世帯

※住民基本台帳=住民基本台帳とは. 住民基本台帳は、氏名、生年月日、性別、住所などが記載された住民票を編成したもの。

参照:障害者福祉-障害児の利用者負担-厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/service/hutan2.html

一般1の区分については大体年収890万円以下となる世帯があてはまります。
表の金額は利用者負担額の上限金額になるので、月1回の利用や月2回の利用では上限金額まではいきません。
通所受給者証を交付する際に、自治体担当部署の担当者と面談があり支援の支給量(月に何日支援を受けられるか)も決められ、支給量から利用料の概算を算出すこともできるので、ご利用を検討する放課後等デイサービスや自治体の担当者等に聞いてみてください。

プラグラムに応じて実費負担がある

学校が休日の昼食

学校がない日の放課後等デイサービスでは、朝から夕方まで子供たちを受け入れていて施設内で昼食をとったり、天気のいい日は近くの公園へプチピクニックをしにいきます。
お弁当を持参してくる子もいますが、施設近くのコンビニやスーパーにお弁当を買いに行く子もいます。
コンビニで昼食を買わせてあげたいご家庭は、昼食代500円程度を子供に持たせてあげるといいかもしれませんね。

子供にとっては、お店の商品を予算内で計算して購入することも楽しいイベントになっているようです。

おやつ代

毎日のプログラムに大体組み込まれているのがおやつです。
平日であれば学校が終わる時間にお迎えをして、子供たちは大体16時頃に全員が揃っておやつを食べます。
学校休日であれば15時頃におやつの時間になります。

このおやつ代も放課後等デイサービスによって違いはありますが大体一日100円程かかると思います。
私の働いている放課後等デイサービスでは、おやつを食べない子もいるので食べた日の分だけおやつ代を請求しています。

遠足などの外行事

大型連休の子供たちに人気のプログラムは遠足です。
遠足は季節を感じ、非日常を味わい外界から様々な刺激を受け子供たちの感受性を育てるプログラムとして大人気です。
保護者の仕事などが忙しく、なかなか外に連れて行ってあげられないという面も支援ができるので保護者にも喜ばれています。
なにより、子供達が学校外の友達と非日常の体験をすることで、新しい発見や様々な刺激が心地良いと感じる子が大勢います。

この時にかかる費用は行く場所によって様々ですが、私の働いている放課後等デイサービスではご家庭になるべく負担がかからないように
無料の施設や入場数百円程の施設を利用しています。
もし実費がかかる場合は、利用している放課後等デイサービスから事前に連絡があるので参加する場合は実費負担になります。

教材費

支援プログラムの特徴が放課後等デイサービスによって変わります。
学習をメインに支援するところもあれば、運動をメインに支援するところもあります。
学習支援に力を入れているところであれば、学習教材の購入を薦められる場合もあります。
運動支援に力を入れているところであれば、運動教材の購入を薦められる場合もあります。
教材費に関しては、利用を検討している各放課後デイサービスによって変わるので、利用見学をした際などに質問してみると良いでしょう。

まとめ

基本的な利用料金は利用者負担上限額が決まっているので、学習塾などに比べるとご家庭の負担を抑えて利用することが可能です。
昼食代やおやつ代などの毎回の実費負担はありますが、お弁当を持参するなど工夫すれば費用も抑えられますね。
月に4,600円ほどで子供の成長や将来の為に支援を受けれるのは福祉サービスならではですね。

遠足代や教材費については、ご利用を検討している放課後等デイサービスのプログラムによって変わりますので、施設見学などをした際に質問してみると安心です。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

放課後等デイサービスの利用までの流れが気になる方は、下記記事を参考にしてみてください。
『放課後等デイサービス利用までの手順』⇒https://houkagokids.com/procedure/

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